2011年10月27日

ピッキデー絵本美術館公演 (2)

タラは、リラ(小型の竪琴)と
オートハープを爪弾き、
秋の空のように
澄みきった声で歌う。
声量があるわけではないのに、
ため息のような声でさえ、
耳元で囁かれているようだ。

エイリックは、トランペットを、
静かに、風のように吹く。
時には、つぶやくように歌い、
小さなキーボードや、
指カリンバを、
鳥のように、囀らせる。

森の中にいるかと思うと、湖の中にいる。時には、空を飛んでいる小鳥のような気持ちになる。

歌詞が、とっても、不思議。おとぎ話のようであり、哲学のようでもあり、そう、抒情詩の世界。

今回、友人の茂木さんに、通訳をお願いし、逐次、タラが語る言葉を、日本語に訳していただいた。

もちろん、音楽は、言葉がわからなくとも、十分に、感じることはできるけれど、
内容がわかると、より、深く、知ることができますものね。

当日のセットリストを、記しておきます。

この世界を共有された方は、もう一度、その世界を思い出してください。
残念ながら、その場に、いらっしゃらなかった方には、想像してください。

リンクが張ってある曲は、視聴できます。
どうぞ、ピッキデーワールドを、お楽しみください。

第1部:

2:Wooden Barley
3:Miracle Mannequin
7:Plaudit
8:R006B1F

第2部:

2:Sustain
4:Hindenburg
5:Ferris Wheels in Dover
8:Furusato

アンコール:

Do do do

  


Posted by 斑尾国際音楽村 at 00:29Comments(0)第7回 ノルウェー