2011年06月02日
テリエ・イースングセットのライブ報告
5月29日のテリエ・イースングセットのライブイベント Norway, Madarao Around you には、
大雨にもかかわらず、大勢の方が、集まってくださいました。
ライブ演奏
ドラム、石、チューブ、角笛、口琴、鈴、木片、、、
なんと、オーディエンスも、プレイヤーにしてしまいました。
テリエの音楽は、適当な言葉が思い浮かばないのですが、精霊のシンフォニーのようです。
いや、それよりも、もっと、自然そのもの。
テリエと、その演奏を通じて、天気、環境、季節、そして、その中に暮らす、動物や人間を感じます。
音楽を、ライブで聴ける感動を、あらためて感じました。やっぱり、生に勝るものはない。
楽器たち
テリエさんの手作りの楽器です。
ノルウェーと斑尾山の恵たち
パーティーには、ノルウェーや斑尾、長野からのFOOD,GOODSがいっぱい。
協賛いただいたサンクゼールのジャム・バター・シードル、
斑尾高原の日本みつばちの蜂蜜、
飯山のアスパラ・ケーキ・かりんとう、黒姫のお茶、
長野県内からは、栗羊羹、りんごジュース、地ビール、日本酒、味噌、ミネラルウォーター、
ノルウェーからはチーズ、クネッケ、甘エビ、鯖、アクアビット(お酒)、キーホルダー、ストラップ、ポットホルダーなど。
そうそう、サラダにしたクレソンは、飯山の小川に自生していたものです。
東京からは、ロブションのパン、コクテール堂のコーヒー、ナチュラルハウスの野菜。
差し入れも、沢山いただきました。紹興酒、スナック、ラスク、、、ありがとうございました。
ご挨拶
斑尾国際音楽村の内ヶ崎、ノルウェー王国大使館の仙波さん、
テリエさんを招聘して下さったOfficeOhsawaの大沢さん、斑尾ジャズ実行委員会の坂根さん&深代さん
和やかな会場
パーティーを彩った美しいものたち
川上裕美さんによるお花のバスケット、
加藤久美子さんによるブリザードフラワーのノルウェーと日本国旗、
熊谷万紀さんのおうちのお庭に咲いたユリ
斑尾・飯山・長野のインフォメーションコーナー
Thank you! テリエ!
テリエは、笑顔で帰っていきました。また、日本でね!ノルウェーにも行きたい!
サポートをしてくれた仲間たち
準備から、後片付け、物販、飲食サービス、写真、ビデオ撮影、仲間がサポートしてくれました。
参加してくださった方、サポートしてくださった方に、感謝!
人とのつながり、地域とのつながり、これからも、沢山、繋いでいけたらと思います。
震災復興の募金も沢山集まりました。
募金箱の鍵を持っていないので、まだ、金額はわかりませんが、
半分を、東日本大震災の復興のために、半分を、栄村に寄付させていただきます。
主催 斑尾国際音楽村
企画制作 Office Ohsawa、まだらびっと
協賛 株式会社サンクゼール
後援 国連WFP協会
協力 ノルウェー王国大使館、斑尾高原ホテル・スキー場、斑尾高原絵本美術館
資料協力 斑尾高原観光協会、信州いいやま観光局
2011年06月02日
信濃毎日新聞に掲載されました。

2011年5月30日(月)朝刊27面
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全文
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斑尾国際音楽村 被災地復興願い都内で催し
飯山市の斑尾高原で毎年音楽イベントを開いている首都圏の有志らが29日、ノルウェーのパーカッション走者、テリエ・イースングセットさん(46)のライブと斑尾高原の食材を味わうイベントを、東京都内で開いた。東日本大震災に伴う福島第1原発の被災地とノルウェー、斑尾をつなぐ思いを込めての開催だ。
斑尾国際音楽村が主催。当初はノルウェー人演奏家5人による音楽祭を長野市で企画していたが、原発の放射能漏れでノルウェー側の不安が高まり、一度は開催を断念した。ただ、テリエさんだけは心配する家族を説得して来日。意気に感じた有志らが開くことになった。
「ぼくは日本が大好き。(こういう時だからこそ)来る意義を感じた」とテリエさんは語り、口琴や打楽器で創作曲を奏でた。会場では斑尾高原の蜂蜜、アスパラガス、ワインなどの試食や販売も。「人のつながり、温かさをあらためて感じる場になった」と、音楽村を主宰する内ヶ崎民和子さん(東京)。東日本大震災、県北部地震被災地への義援金も集め、イベント利益と共に贈る。