2012年07月27日
Keni Inoue
8月に斑尾高原で開催される 世界の夏音カーニバル の出演者について、1人ずつ、紹介していきたいと思います。
Keniさんは、1952年生まれ。キャリア40年のギタリストです。派手なパフォーマンスはしませんが、豊かな表現力と個性的な音色と奏法を持つ、日本では数少ないミュージシャンズ・ミュージシャンと呼ぶに相応しい方です。
若い方は、ご存じないかもしれませんが、1970年代~80年代、世界中で、ワールドミュージックブームが起こりました。
海外では、1970年代に、サイモンとガーファンクルが「コンドルは飛んでいく」をヒットさせたり、ビートルズやストーンズがインド音楽に傾倒したりという動きがまず起こり、1980年代には、ウォーマッド (WOMAD, World of Music, Arts and Dance) フェスティバルがヨーロッパで大成功をおさめました。
日本においては、「久保田真琴と夕焼け楽団」というバンドが、ワールドミュージックの先駆けとなりましたが、そのバンドで、リードギターを担当していたのが、Keni さんです。夕焼け楽団は、その後、サンディーをボーカルに迎え、「サンディー&ザ・サンセッツ」として、海外にも進出し、Sticky Music という曲は、オーストラリアで、大ヒット。
バンド解散後は、ソロとして、数々のアーティストとの共演や、アレンジャーやプレイヤーとして、アルバムに参加。2004年に、ハワイ出身のパートナー Kathie Inoue と、アルバム「Voyage to Paradise」を発表。2005年フジロックフェスティバルに出演。2008年ソロアルバム「Guitar Oasis」を発表。2010年に、ハワイや日本の仲間達とバンド INOUE OHANA を結成し、アイランドレゲエスタイルの曲を中心にした「Island Blend」をハワイにて制作・発表。現在は、伊豆の海辺に住み、ハワイおよび日本で、演奏活動を行なっています。
Keni さんのギターは、テクニックは、もちろん、一流中の一流ですが、Keni さんが奏でる、甘い潮風のような、高原を駆け抜ける涼風のような、ハンモックでお昼寝しているような、ゆったりと泳いでいるような、心もからだも極楽な世界は、もう一回、もう一回と、おねだりしたくなります。
こんなブログみつけました↓
http://oziykawabata.blog55.fc2.com/blog-entry-21.html
keni さんが、昔々の1976年に出した、ファーストアルバム「レイジー・ベイビー・ケニー」について書かれたものなんですが、言いたいこと、全部言ってくれています。
そうそう、Keniさんは、日本生まれですが、曾お爺さんが、ハワイの移民だったそうです。
そんなDNAが、引き継がれているんでしょうね。
爽やかな高原で聞く、極楽リゾートギター、もう、今から、楽しみで楽しみで、夜も眠れません。
Latin Night ONAIR !!!
Aloha Night ONAIR
ファン・カルロスさん ~キューバ政府公認パーカショニスト~
ルイス・カルロス・セベリッチさん
今週末は、爽やかな斑尾で熱いラテンナイト!
アロハカーニバルのお礼
Aloha Night ONAIR
ファン・カルロスさん ~キューバ政府公認パーカショニスト~
ルイス・カルロス・セベリッチさん
今週末は、爽やかな斑尾で熱いラテンナイト!
アロハカーニバルのお礼
Posted by 斑尾国際音楽村 at 18:49│Comments(2)
│世界の夏音カーニバル2012
この記事へのコメント
私の拙いブログにリンクしていただき、ありがとうございました。こんないい加減な文章が、こんな立派な音楽祭のホームページにからリンクされていいのかな。
新しいバンド結成のことなど、最近のケニー氏の動向を知ることができて嬉しく思います。
世界の夏音カーニバル、楽しかっただろうなあ。
新しいバンド結成のことなど、最近のケニー氏の動向を知ることができて嬉しく思います。
世界の夏音カーニバル、楽しかっただろうなあ。
Posted by オジイ川端 at 2012年08月07日 09:47
オジイ川端様、リンクをご承諾いただき、ありがとうございました。ケニーさん達の演奏は、とっても、とっても、よかったですよ。伊豆のパラダイスカフェをやめてから、全国各地で、演奏活動をやっていらっしゃいます。ぜひ、行ってみてくださいね。ご本人によるFACEBOOKに、頻繁に、ライブの情報が載っています。https://www.facebook.com/kenichi.inoue.37
Posted by 斑尾国際音楽村 at 2012年08月13日 04:30